2022/04/21 16:10

色絵とは様々な色を使い陶磁器に人間の手で絵を描くこと。

ざっくばらんにいうとそういうことで、その色絵の話をしようと思う。

色絵は中国で、元時代に赤絵という技法が

磁州窯を中心とした窯場で生まれ、

次の明時代初頭に景徳鎮に技術が伝わった。

それ以降の陶磁史は景徳鎮の歴史で語ることが出来る。

100年以上経ち嘉靖年間に金蘭手が始まるようになり

その頃から官窯だった景徳鎮は変質をみせ、

一部は民窯にも委託して造られるようになった。