2022/04/28 15:59
3日ほど前、家の前を散歩していたら雉が横切った。
最初、草むらから小さい雉が出てきて、
あっという間に海沿いの田圃から
反対車線の森の中へ消えていった。
その後直ぐに大きな雉が海沿いの田圃から出てきた。
小さい雉と同じく森の中に行こうとしていたのだけど
小さい方みたいに分離帯をなかなか超えることができない。
道路に沿ってとぼとぼ歩きながら、
時折越えようとするけど超えられない。
20mほどトボトボ歩いていく。
その後姿がのどかで良いなと思った。
この季節、能登に帰ってきてから雉に出くわす機会が多い。
最初の頃は楽しかったので写真を撮ってたんだけど、
今はもう撮らなくなってしまった。
白鳥にしてもそうだ 。
昨日も1羽、田んぼの真ん中で顔を突っ込んで
ひたすらおたまじゃくしを食べていた。
せっかくの美しい容姿が泥まみれになっていた。
とても近くにいたんだけど、泥まみれな顔を向けられても
さすがに写真を撮るにもなれない。
美しくてのどかな風景は写真に撮るよりも
マインドフルに感じていたほうが良い。
どうせ何にも撮れていない。
そういうのをここ数年で学んだ。