2022/11/05 18:07

マティスの『画家のノート』を再読したのがキッカケで 
再びセザンヌのことが気になりだし、時折画集などを眺めていた。

自分の好きな画家がみんな好きなセザンヌ。 
確かに一つの起源みたいなものが 
セザンヌの作品の中にはあるんじゃないかなと思う。 
それくらいプリミティブで自分も好きだ。 
上手いとか下手とかの次元で描いてないんだろうなって思う。 
衣服のテキスタイルとしても良さそうな作品も多い。

画集も良いのだけど、もう少しストーリー仕立てで 
理解出来ないかなって思って映画を検索してたら 
『セザンヌと過ごした時間』というのがでてきて、 
早速友美さんと視てみた。

そんなに古くないのもあり、役者もそこそこ 
セザンヌやゾラに似てたので没頭したとのだけど 
途中からセザンヌの性格が画集で書いてあることと 
少し違っていることに気になりだし 
「ゾラとは確かにそのような感じだったのだけど、 
そのような切り取り方しなくてもなぁ。。。。 
もっと大切なことがあるように、画集では書かれると思うけどなぁ」 
とか思いだし、結局は好きな映画とは言えない作品だった。

でもこうやって映画で視ると 
時代背景とかとても頭に入ってくるので、 
視て良かったなと思う。