このところ村上春樹さんの 
『走ることについて語るときに僕の語ること』を読み返している。 
最近読んだとある本にこの本のことが書かれていたのが、その理由。

思えばこの本がキッカケで10年前、 
ジョギングを始めたんっだたと読んでて思いだした。 
確かUNDER COVERのデザイナーさんの書棚にも 
この本があったはずだということもついでに思いだした。

村上さんの本は、特にエッセイ集は 
どれも面白いのでスラスラ読んでしまう。

何のために走るのか。 
それは小説を書くために必要なことだから。 
もっと言えばものつくりを歳を取っても続けるには必要だから。

この本は15年ほど前に発売されたもので 
当時はまだアーティストや芸能関係の方は 
運動していることはあまり公表されてなかったように思う。 
特に物書きのヒトは不健康なヒトが多いイメージだったので。 
そのことについてもこの当時から言及していたりして、 
やっぱり村上さんは先を走り続けてるヒトなのかものなって。

健全な精神、もっと言えば健全な脳は 
今はいかに大切かって科学的に証明されてるけど、 
それを80年代から続けてるってスゴいことだと思う。

脳を良い状態になるべく保って出来るだけ 
コンスタントに作品を発表し続けられたらなと思う。