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megurumeguru - 能登に伝わる古民藝 - 九谷 勝山 染付 口紅 松竹梅文 8寸鉢

¥4,400($28.21)

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能登の市場で仕入れた、九谷の作家・吉田勝山による染付の大鉢です。

吉田勝山は1938年、石川県石川郡野々市町野代に生まれ、1963年より作陶生活に入ります。その後、日展をはじめ、日本現代工芸展、中日国際陶芸展、石川県現代美術展などで作品を発表。石川県現代美術展最高賞、金沢市工芸展県知事賞などを受賞し、1989年までに日展へ10回入選しています。作品には「九谷 勝山」の銘が入ります。

今回は、勝山自身が制作したと思われる作品を記録したアルバムや、制作途中の器などとともに、複数の作品を能登の市場で仕入れました。作品には展示・管理のためと思われるシールが貼られており、実際に暮らしの中で使われてきた器ではなく、制作の見本や展示品として残されていたものです。

本品は、古染付を思わせる柔らかな染付の質感と、おおらかな絵付けが魅力の1客です。

古染付とは、主に中国・明末期の民窯で焼かれ、日本へ伝わった染付磁器を指します。整いすぎない器形や、呉須の濃淡を生かした自由で伸びやかな絵付けは、日本の茶人たちにも好まれてきました。

また、北大路魯山人も古染付を含む古陶磁を蒐集し、その造形や絵付けから多くを学んだことで知られています。古染付は、近代の作家たちにとっても新たな表現を生み出す源のひとつでした。

見込みには、松・竹・梅を組み合わせた松竹梅文。古くから吉祥の象徴として親しまれてきた意匠ですが、勝山の筆はそれを端正に描き込むのではなく、呉須の濃淡と余白を生かしながら、どこか素朴で伸びやかな景色へと置き換えています。古染付を思わせる少し滲んだような青の表情も、この器の魅力です。

口縁には口紅が施され、淡い染付の青に細いアクセントを加えています。
さらに外側には、葉や蔓、花を思わせる文様が器を巡るように描かれています。内側の松竹梅とは絵柄を変えながら、こちらも軽やかな筆致。料理を盛った状態でも側面の絵付けが視え、器を置いたときの姿まで意識されたつくりです。

古染付の意匠や質感を取り入れながら、そのまま写すのではなく、勝山自身の自由な筆へと置き換えた大鉢。直径約25.2cmと使いやすい大きさで、盛鉢としてはもちろん、果物などを盛っておくだけでも絵になる1客です。

入や欠けはありません。

参考サイズ:直径25.1cm x 高さ8.8cm

※古いものです。傷、汚れなどもございます。ひとつひとつのサイズ、形、色が若干異なることがございます。器ごとの違いは特性としてご了承くださいますようお願いいたします。

※※店頭や他のサイトにも出している場合ございますので先に売れていた場合はご容赦願います。その場合はメールにて別途ご連絡いたしますのでどうぞ宜しくお願いいたします。 

 (作品番号 0908)

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