megurumeguru - 能登に伝わる古民藝 - 九谷 勝山 色絵角皿
¥22,000($139.03)
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能登の市場で仕入れた、九谷の作家・吉田勝山による色絵の角皿です。
吉田勝山は1938年、石川県石川郡野々市町野代に生まれ、1963年より作陶生活に入ります。その後、日展をはじめ、日本現代工芸展、中日国際陶芸展、石川県現代美術展などで作品を発表。石川県現代美術展最高賞、金沢市工芸展県知事賞などを受賞し、1989年までに日展へ10回入選しています。作品には「九谷 勝山」の銘が入ります。
今回は、勝山自身が制作したと思われる作品を記録したアルバムや、制作途中の器などとともに、複数の作品を能登の市場で仕入れました。作品には展示・管理のためと思われるシールが貼られており、実際に暮らしの中で使われてきた器ではなく、制作の見本や展示品として残されていたものです。
今回仕入れた勝山作品の中でも、ひときわ異質な存在感を持つ1枚です。
勝山は絵付を作品の軸とし、器そのものの成形については九谷の職人に依頼していたと思われます。しかし、この角皿はそうした端正な器とは明らかに趣が異なります。
板状にした土から形をつくるタタラによるものと思われ、裏側には荒々しく削った跡がそのまま残されています。整った形へ仕上げるというよりも、土を切り、削り、自らの手で形を探っていったような勢いがあります。勝山自身が成形から手を動かした可能性を感じさせる作品です。
表には赤を大きく施し、その上から褐色や緑の釉薬を大胆に走らせています。筆の動きや釉薬の溜まり、流れまでがそのまま景色となり、普段の勝山にみられる緻密な絵付とは対照的です。
工芸的な端正さというよりも、むしろ民藝にも通じる力強さ。
形を整えすぎず、釉薬も制御しすぎない。その荒々しさを含めて1つの器にしているところに、普段とは違った勝山の一面を感じます。
完成された絵付の仕事だけではわからない、勝山というつくり手の手そのものに近づけるような1枚です。
焼成時に生じたと思われる窯傷がところどころあります。後天的な傷とは異なるものとして、写真をご確認のうえお楽しみください。
参考サイズ:直径27cm x 29.5cm x 高さ3.4cm
※古いものです。傷、汚れなどもございます。ひとつひとつのサイズ、形、色が若干異なることがございます。器ごとの違いは特性としてご了承くださいますようお願いいたします。
※※店頭や他のサイトにも出している場合ございますので先に売れていた場合はご容赦願います。その場合はメールにて別途ご連絡いたしますのでどうぞ宜しくお願いいたします。
(品番…1007)
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