いつもお世話になっている古美術商の方から 
石川県立歴史博物館にて『アトゥイ』という 
アイヌの展示をやっていると聞いてHPを視てみたら 
展示期間中にアイヌ刺繍のワークショップをやるとのことだったので 
友美さんと一緒に応募したら当選したので行ってきた。

アイヌ刺繍は何年か前にアッコちゃんから視せてもらい 
とても気になっていた。もちろん、アイヌ民族自体も。 
少し早めについて、先ずはアイヌ工藝の展示を視た。 
繊細さや匠な技術というより、 
大らかで柔らかくて気持ちの良いラインが 
李朝工藝にも通じる感じでとても良いなと思った。

アイヌ刺繍のワークショップは、 
9月に大阪の民俗学博物館でアイヌ刺繍を視れたのだけど 
その時「チェーンステッチがメインなのかな？」という頭があったので、 
なんとなく2時間のワークショップで仕上げることが出来た。 
一緒に参加した友美さんも、普段あれほど針仕事を敬遠してたのに 
(友美さんは痛いのはとことん苦手なのだ) 
普通に時間内に仕上げることが出来て、 
しかもハマってしまった模様だった。

音楽をやっていた方は小さい頃から手先を動かし、 
ものつくりの感覚も音楽を通じて養っているので、 
刺繍とかは特にキッカケがあるとハマるのかなと 
ちょっと思った。