寒くなると餡子が食べたくなる。 
なので12月の終わりくらいから 
新年の初めくらいまでおやつはぜんざいが多い。 
毎年友美さんのおばあちゃんがお餅をつくってくれて、 
一緒に餡子も炊いてくれる。

友美さんの家では正月はぜんざいを食べる。 
自分の家はお雑煮だったのだけど、 
特にどちらでも構わないので一緒になって食べている。

友美さんのおばあちゃんの炊く餡子は市販のものと違い 
そんなに甘くなく、さっぱりしていて美味しい。 
こういうぜんざいだと朝から食べるのも良いなと思う。

ぜんざいを食べるのは、やはり漆の器が一番美味しく食べられる。 
餡子と朱塗の色合いも美味しいし、 
漆器は食べ物の温度冷えにくくするし。口当たりも良い。

最近おばちゃんがつくってくれた餡子がなくなったので 
街の中心地にある木村ストアーの餡子を買ってきてもらい食べた。 
ここの取り扱っている和菓子はどれも美味しく、 
餡子も甘くてこれはこれでとても美味しく食べられる。