2026/08/12 18:21
今回紹介するのは、美術について少し立ち止まって考えるための2冊です。
スーザン・A・クレイン編著『ミュージアムと記憶』は、美術館や博物館を、単に作品や資料を保存・展示する場所としてではなく、「記憶」がつくられ、受け継がれていく場所として捉え直します。歴史学、人類学、美術史などを横断しながら、私たちは展示を通して何を視ているのかを問いかける一冊。
ハーバート・リード『モダンアートの哲学』は、近代美術を哲学的な視点から考察した古典です。作品の価値はどこにあるのか。芸術は社会や人間とどう関係するのか。モダンアートを理解するためだけではなく、「そもそも芸術とは何か」という根本へと読者を連れていきます。
美術をただ鑑賞するのではなく、その背景にある思想や仕組みまで視てみたい人へ。


