2022/04/25 15:16

石川県山中町にある九谷窯が17世紀後半に

肥前系(伊万里)の技術で磁器を主に生産した。

1639年(寛永16年)加賀藩により独立した

大聖寺藩の保護下によって開窯。。

しかし古九谷様式と言われる青手などは肥前で造られてたりする。

科学の進歩や新たな出土品によって(1970年代)それがわかってきた。

それまでは古九谷様式は大聖寺で造られているとされていた。

そういうことを考えると磁器の場合は産地の特定はホントに難しい。

陶器の色絵をリードしたのは仁清以降の京焼で

京焼は底にに印銘を押すことが多い。

それは徹底した分業で当時生産を行っていた肥前に比べて

小規模な窯で芸術家意識の強さを感じるものつくりを行った

京焼との違いだと言われている。